私は速読が苦手。たまに読み物をすごいスピードで進めていく人がいるけど、理解力があるんだろうなと思う。


私は物事をすんなり理解できる方ではなくて、じっくり考えるタイプ。だから本を読むのも時間がかかる。そういう意味で、読書に対しては昔から苦手意識があった。


でも、それってオカシイ。なぜなら、私は本にとても興味があるし、本屋で時間を潰すのが昔から大好き。なのに苦手っておかしいぞ。


最近、本を読むようにしていますが、結構楽しんでいます。きっと理由は、自由に本を読んでるから。


読書って何か縛られるものあったっけ?て感じですが、あったんです。だから私は苦手だったんだ!その不自由から解放された今、やはり読書っていいなって思えてる。


苦い思い出を1つ思い出してます。読書に対する苦手意識の理由の1つ。


私の小学校では、毎朝読書の時間がありました。教室にある読書の中から1つ選んで、それを一定期間内に読み終えることが達成すべき目標として与えられていた。


私はこの目標が達成できずに、ある日先生から怒られたんですね。一生懸命読んでたんだけどな、、、


私は優等生だったので、ひどく罪悪感を覚えました。先生にも、なんでなん?という顔をされながら怒られました。千葉出身の人でしたけどね。


その読書週間には以下のルールがありました。

①決められた期間内に読み終えること(期間は忘れた)

②読む本は課題図書(?)の中から選ぶこと


私、本はちゃんと納得するまで理解したいから、なんども同じページを読み返したり、理解できなければ考え込みながら同じページに止まってしまう。特に小説のような、読み手によって感想が変わるものは、ゆっくり時間をかけて読んでしまう。


その時読んでいたのは小説だった。そして課題図書だから選んだけど、あまり興味のある本ではなかった。読まなければいけなかったから、手に取った。


それでも、読むからには学びたかった。読み終えなければいけない期間を気にしつつも、本質はそこでは無いことを私は理解していた。その目標は、少しでも多くの良質な本を児童が読み、学ぶことにあったはず。


だから、目標期間内に読み終わらなくたって、私はきちんと本を読んでいた。「ちゃんと読みました」と嘘をついたってばれやしない。でも私はそう言うの嫌いだし、少しばかりそのおかしなプレッシャーに対しての反抗心もあったかもしれない。


結果的に、私は読み終えることができなくて、先生に怒られてしまった。正当な評価では無いと思った。


けれども、私には読む力が無いのだとか、人より努力が足りないのだとか、理解力が無いのが悪いのだとか、そういう可能性もあると思って、何も言えなかったよー。


今は、読書はそんな風に縛られながらするものでは無いとハッキリ思う。何を読むかは自由でいい。好きな速度で読めばいい。


私は今、速読に伴って集中力を高めたいというのが1つの目標でもあるので、それを意識して本を読むことも。速読ができないことの劣等感は、前こそ抱いていたけど、それは必要ない。色んなことを試すのも楽しい。自由に読む。


オススメの本教えてくだい☺︎



えり


P.S.

あんバターって最強じゃね、、、